p.125「選考中、企業では何が起こっているか」理系学生も美大生も

就活イベントや新学期の授業が目白押しのため、更新遅れてすみません。

 

 

今、正に活動中の方、

すでに成果が出ている方、

特に第一志望ではない内定は得たが、第一志望先の結果がまだ先になりそうな方、

 

ぜひ本書p.125「選考中、企業では何が起こっているか」を読んで下さい。

 

気持ちの置きどころ

企業の考え方など参考になるかと思います。

 

皆が通る道です。あと少しがんばりましょう!!

 

 

 

本日の参照ページ

p.125 選考中、企業では何が起こっているか

 

 

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質問コーナー:友人はウソで盛ったアピールで内定を取っている・・・(p.4 就職と受験の違い)

読者の方から質問をいただきました。(プライバシー保護のため、微妙に表現を加工しています)

 

Q:地方公立理学系修士1年です。友人は口が達者で「盛り」も上手く、ウソのバイトエピソードで面接を次々突破しました。すでに複数内定を持っています。それに比べ自分は口ベタでウソをつけません。アピールもできないからまだ無い内定です。やはり口が上手くないと内定は取れないでしょうか?

 

A:こういった質問は良く受けるのですが、その際に必ず確認してほしいことがあります。

「ウソのバイトエピソードで面接を次々突破し」たのですか?

それは本当でしょうか?なぜ真実だとわかりましたか?

 

経験談・報告として友人が「盛った」エピソードを話したと言ったとして、まず第一にそれが本当かどうか、誰にも確認できません。バブル期にあった都市伝説、面接で酒を一気飲みしたら内定とか、モノマネや一発芸で内定といった一連の都市伝説同様、真偽の明らかでない情報に踊らされるのは「戦略観」の逆です。

 

そんなエピソードを聞けば動揺もすることでしょう。しかしそんな無駄話に踊らされることこそ時間のムダです。友人は絶対にウソをつかないと確信していたとしても、友人はそれで内定を得たと信じているかも知れませんが、採用企業側の意思決定プロセスはどうでしょう?内定者にすら、その採用確定プロセスを事細かに説明する企業など聞いたことがありません。

 

採用後、関係者がこっそり「あの時の〇〇が良かった」的な裏話を聞くことは稀にあるかも知れません。しかしそれですら真実かどうかなど誰にも検証できない噂にすぎません。今、真実かどうかも定かでないいいかげんな情報に踊らされている時間があるでしょうか?大学のキャリア相談の先生など、信用するに足る方のアドバイスならともかく、ど素人の学生のもたらす情報など、戦略的就活においては何一つ顧みる必要はありません。

その前にまず、目の前にあるやるべきこと、自己アピールの検証、志望動機のブラッシュアップなど、基本をしっかり見直すことの方がはるかに重要です。

 

面接が思うように進まない人は、焦ってこうしたうわさやデマに踊らされがちなものです。しかし有効なデマ対策が一つあります。無駄な情報交換をしなければ良いのです。内定を何個ゲットしようが、その学生はただの素人。ビジネスの経験は全くありません。そのような情報に頼ること自体が「正解思考」であり、ありもしない採用の正解を追い求めている危険な状態なのです。

 

正解思考に陥ると無意味な正解探しという無間地獄に陥ります。あの内定長者の先輩はAが正解だといい、直系OBはBが正解、セミナーではCが正解・・・と正解だらけで切りがありません。

そんな無駄なことに惑わされるよりも、基本に忠実に何をアピールすべきか、この場合であれば;

「アピールもできないからまだ無い内定」

という考え方に問題はないでしょうか?

 

本書p.4 「就職と受験の違い」を読んで下さい。

 

大学院生であればご自分の日々の研究内容だけでなく、テーマ設定や研究プロセス、もしくは研修準備、材料探しでも、どこかに生産性に結び付く素材を探すのが基本のはず。ウソで盛ったエピソードでプロの人事の眼をごまかせる自信はありますか?

私が何千件も面接した例で、ウソを100%見抜けたかどうかはわかりません。しかし明らかに説得力のない、本やネットからのパクリエピソードのように感じた面接はほぼ確実に落としていました。全く魅力も説得力も感じなかったからです。

 

ウソをつくなら突き通せる自信があれば良いのです。それで説得し切れるならやってみるのは自由です。

本当にできるなら、です。しかし途中でウソに耐えられなくなる、激しい追及でバレてしまうなら、面白みのない地味研究エピソードの方が1万倍も魅力あると思いませんか?

 

ウソくさいガンガン、バリバリのリア充エピソードをまくしたてられても、「それならもう早期採用で内定が出ていてもおかしくないのに、何でこの学生にはまだ内定が無いのだろう?何かとんでもない問題が発覚したのかも?」とすら思われる可能性があるのではないでしょうか。

 

焦ってもムダです。地道に基本の「戦略就活」の検証とアピール、志望動機を常に練ること。さらにプロであるキャリアセンター相談員の先生などを利用しての面接練習以外は、むしろ情報を遮断するくらいの気持ちで臨んではどうでしょう。

 

 

今日の参照ページ

p.4 就職と受験の違い

 

 

 

 

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「一般論」に惑わされない理系の王道・・・(p.133 エントリーシート対策のカギ「Why&How」 )

本書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」だけでなく、私の著書では「戦略」という言葉が多数使われています。

これはもともと戦争研究を通じて、「いかに戦うか」を研究してきた私の本筋に基づいています。

 

戦争は子供のケンカではありません。命を懸け、存亡を懸けた戦いです。

単純に腕力が強い(兵力、武器等)だけで勝敗は決まりません。「アジアの発展途上国ベトナム」と戦った、「世界のスーパーパワー・アメリカ」が負けたのがベトナム戦争です。

 

(解説)当時のベトナムといえば、今の発展目覚ましいベトナムとは雲泥の差の途上国。例としてはISやタリバンみたいなゲリラ(ベトコン)が国を作り(北ベトナム)、西側だった南ベトナムを倒し、ベトナム全土を統一したような感じ。南ベトナム支援で介入したアメリカを敗北に追い込んだのがベトナム戦争。

 

就活のように一発勝負、瞬間勝負ではなく、数ヵ月にわたる戦いにおいては、いかにして戦いを「継続する」かが勝負を決めます。勝手な思い込みや好き嫌いといった戦略観のない戦い方で勝利は得られません。当ブログでも何度も述べていますが「ネタ頼み」「ネタだより」のような珍奇な経験談探しや「盛り」には長期戦を戦う戦略性のカケラもありません。

しっかり戦略観を磨いて準備しましょう。

 

*****************

3月も半ばとなりましたが、膾炙との直接コンタクトはできていますか?

・合説に行く

・個別企業説明会に行く

・OBOG訪問や会社訪問をする

・本エントリーをする

何でもOKです。今はもう考える時ではなく、動く時。

 

中には適性検査(SPIなど)対策をする人もいます。ただこれは注意が必要で、本書p.136「筆記試験・Webテスト」を読んでおいて下さい。

特に理系学生は正解が大好きなので、完璧なESを完成させようとしたり、適性検査にハマってその準備ばかりに没頭し、肝心の企業研究や志望動機・アピールという本道中の本道をおろそかにしてしまった例が出ています。

 

ESは本番を迎えています。

次々ESを書かなければなりませんが、本書が繰り返し述べている「ネタ探し」という最悪の悪循環に陥らないことが重要です。ESも面接もネタ勝負では絶対にありません。

ネタがないから高校時代の文化祭実行委員や、理系なのに3年前学部時代に数ヵ月やっただけのカフェバイトの話のような、落ちるためのネタを無理に探し出して自ら苦戦するハメに陥ってしまうのです。

 

本書p.133「エントリーシート対策のカギ「Why&How」」は、キャリアデザインの視点から見ても本質を述べています。

これは上っ面のきれいごとを語っているという意味では全くなく、ネタ勝負のような愚かで消耗しかしない根性論から脱却し、戦略的就活を実行するもっとも重要な項目です。

 

 

今日の参照ページ
p.133 エントリーシート対策のカギ「Why&How」

 

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3/1解禁日を終えて ESを本気でがんばって欲しい件・・・・(p.133 エントリーシート対策のカギ「Why&How」 )

3月の就活解禁前からあちこちの就活セミナーや講演でお話ししてきました。3/1以後はほぼ毎日、どこかの大学で就活セミナーをやり、やっと終わったところです。ブログ更新できずすみません。そんな事情でした。

 

さて、会社説明会、合同説明会花盛りということはESも本格化しています。

今現在もたくさんのESを見ていますが、なかなか戦略的就活の最重要点である「Why&How」という視点で書かれていません。

 

結局自分の書きたいこと、いわゆるネタを並べただけで、読む人(企業)から見れば、それがどれだけすごいのか、評価すべきなのかが全く書かれていないことになります。

 

本書p.133 エントリーシート対策のカギ「Why&How」は特にES対策で重要です。

繰り返しますが、自分だけがわかっていても相手に通じないエピソードやネタで評価されることはありません。

 

〇〇をやりました

〇〇委員を務めました

〇〇というバイトをしました・・・・

 

こうしたネタ(What)のられつは、部外者には全く評価する基準がわからないのです。それがどれだけたいへんなのか説明することこそ応募学生に求められているコミュニケーション能力です。

それが「Why&How」であって、p.133を理解せずにどれだけESを書きまくったところで、おそらくピントは合わない内容になってしまう恐れがあるでしょう。

 

 

もう一点。

「たいへんでした」「難しい」「がんばりました」

は、スピリットの問題。たいへんだったのだろうとは思いますが、実験同様に:

 

元(現状)

実験

結果(変化)

 

このHow情報なしに、いくら「すごい」と自分で言っても、それが伝わることはありません。

ここになぜ上手く行ったのか(逆に上手く行かなかったのか)というWhy情報があれば、説得力が全く変わってきます。

 

しつこくてすみませんが、本書を理解せずに言葉じりだけまねても、仮にESが通っても面接でバレます。

「通るES」のためにもっとも重要なWhy&Howについて、今一度p.133は読み返して下さい。

 

 

 

今日の参照ページ
p.133 エントリーシート対策のカギ「Why&How」

 

 

 

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合同説明会で思うような成果が上がらなかった時・・・・(p.128セミナー・説明会)

合同説明会シーズン真っ盛りですね。大学内や大学そばの会場、都会のホールなどで複数の企業が集まって説明会=合同説明会を行っています。

私もこのシーズンのわずか1ヵ月間に10ヵ所で就活講演をやっている真っ最中です。(公開のもの、大学限定のものなどどちらも含む)

日本大学生物資源科学部や生協WithNavi、電気通信大や農工大といった会場でも「合同説明会の活用!」をお話ししていますが、ぜひ目的をもって参加して下さい。忙しい理系学生が漫然と企業の話を聞いても時間の無駄です。

 

講座でお話ししたようなポイント、本書P.128「セミナー・説明会」にある通り、会社を自分のイメージで決めつけないことが何より重要です。p.86の「目標の絞り方」も参考になると思います。ぜひ実践コミュニケーションの場として活用して下さい。

 

・・・・・ということをセミナーでお話視していますが・・・・・

「実際やってみたらうまくできなかった」

「なかなか思うような話をそもそも質問できなかった」

「そもそも話しかけられなかった」

・・・・・

 

などといううまく行かないこともあるでしょう。それは普通のことです。

 

しかし少なくとも目的意識を持って臨んだことは、結果はともかく次につながる練習を実行したことになります。これは絶対に無駄になりません。「とにかく目的意識を持って」とアドバイスするのは、そうした意識があるのとないのとでは、成果が全く異なるからです。

結果として話ができずとも、目的意識を持って臨むという行動特性を身に着けるべく練習を実践していることは、必ずこの先の就活本番でも生きます。安心して、失敗を気にせず次回チャレンジしましょう。

ただしこれもお話しした、記録・就活ノートだけは必ずつけておきましょうね。

 

今日の参照ページ

P.128 セミナー・説明会

 

 

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理系のための戦略的就活術ブログについて

丸善出版「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」を活用し尽くすことを目指し、本の内容をさらに解説しています。本を買わなくとも参考になる情報を載せますが、本を読んだ上で参照していただくと効果10倍だと思います。 記事末にある「今日の参照ページ」は理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術の該当ページを示していますので、ぜひ合わせて呼んで下さい。 平成29年度(2017年4月)からは「美大芸大生」のキャリアについても解説していきます! ******************************** お問合せ、取材、講演依頼等はメールで:info@rm-london.com (株)RMロンドンパートナーズまで 学生の方の個人相談、就職相談、就職対策個人コーチは会社サイト参照。http://rm-london.com/

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