2/27(火)14時 東北大生&博士コンソ大学限定「4月から会社員になる学生のための『会社に入ってからのキャリア講座』増沢隆太

いよいよ開催!2/27(火)14時

今から申し込みたい人はメールで(27日12時まで):

「2/27セミナー希望」と題し、氏名:  大学・院名:  学部・研究科/学年: 記載のこと

info@rm-london.com

東北大学

北海道大学、名古屋大学、新潟大学、筑波大学、東京外大、お茶の水女子大、横浜国大、立命館大、大阪大学、神戸大、兵庫県大、沖縄科技大の方限定

info@rm-london.com

 

2024年2月27日(火)14時から、東北大学高等大学院機構 博士人材育成ユニット(PhDC)特任教授 増沢隆太先生による「4月から会社員になる学生のための『会社に入ってからのキャリア講座』が行われます。

 

増沢先生が東工大の教員だった時代から毎年「4月から新入社員になる不安」を抱える学生のために開催し、東北大学着任後も毎年この時期に行い大好評を得ています。

 

東北大学の学生、並びに「博士人材育成コンソーシアム」加盟大学学生なら誰でも参加できます。

             (加盟大学一覧)

申し込みは;東北大学生、並びに「博士人材育成コンソーシアム」加盟大学学生限定

https://ccdp.synfoster.hokudai.ac.jp/info/seminar_2023_061.html

 

 

新卒学生だけでなく、一般の会社員もよくわかっていない「転職の実態」「不本意配属」「給与のメカニズム」「真のおべっかの使い方」など、新たに4月から社会人になる人に、20年以上の人事コンサルタント歴があり、「ジョブ型雇用」という言葉がない頃から外資系企業数社でジョブ型雇用を渡り歩いた体験交え、経営者・人事政策責任者の視点をお話しします。

当日参加者はセミナー後、QAの時間もあります。

 

普通の大学講座ではまず聞くことのできない日本中で東北大学だけで行っている口座です。ぜひお申込み下さい。

申し込みは; 東北大学生、並びに「博士人材育成コンソーシアム」加盟大学学生限定

https://ccdp.synfoster.hokudai.ac.jp/info/seminar_2023_061.html

 

 

JUGEMテーマ:就職活動

 


2/14 京大生のための就活準備講座 QA回答! すごい、京大生の行動力!

2/18 京大生のための就活準備セミナーに参加した皆さん、たくさんの質問ありがとう!

セミナー中は時間が無く回答できなかったので、こちらでお答えします!

それにしても京大はさすがにすごいな。あんな短時間なのに、これだけレスくれるとは。

 

こりゃ他大学じゃあ、ちょっと太刀打ちできないかも。行動力/実践力のある京大生は無敵です。

 

「X」ツイッターはこちら

 

回答の最後にある参照ページは詳しく説明するためのものです。教科書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」参照ページ(p.〇〇)付近を読んでいただいて、理解を深めて下さい。

 

アマゾン欠品気味です。電子書籍はこちら↓にあります。

https://www.molcom.jp/products/detail/118745/

 

または出版社;

ジュンク堂・丸善https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b294782.html 
に聞く手もあります。さらにメルカリには新品の出品があるそうです。

 

ではいってみよう! 

 

**********************

Q:トピックセンテンスは、質問についての自分の答えということでよろしいでしょうか
A:ESの設問、面接の質問へのストレートな回答がトピックセンテンスとなります。ガクチカなど個人的なことは当然自分しか答えられません。また研究内容説明など、複雑なものの場合は、できるだけ全体像のような概略となるでしょう。

細かい条件付けが必要であれば、結論であるトピックセンテンスの後に書きます。
学会など研究の世界では、いきなり結論に入らず、概況や全体傾向、背景などから徐々に本筋に迫る説明も多いと思います。しかしビジネスの世界では常に「結論から」「結論ファースト」が揺るぎない共通認識です。
会社に入れば必ずこのビジネスプロトコールで仕事をすることになるので、今の内から慣れておきましょう。
ES/面接はテストではないので、確証がなければ発言できないというような後ろ向きな姿勢は大きく評価が下がると理解しましょう。自分の答に自信がなくとも、「少なくとも◯◯だと思う」というような自分のコメントが欠かせません。
(本書参照ページ:p.5 戦略思考)

戦略思考で鍛える「コミュ力(りょく)」(祥伝社新書)参照ページ p.134 話がわかりにくい人のためのロジカルな伝え方)



Q:形容詞での表現をしてしまっていました。非常に参考になりました。ありがとうございました!
A:問題点に気付いてくれましたね。形容詞での表現はビジネスにおいてほぼ意味はありません。まして京大生であれば、客観的な数字や変化率、ファクトベースでの説明ができてこそ。

逆に「お客様からの感謝や、サークル部員からのサポート」などは、数値化できない、つまり「個人の感想」でありビジネスとしてのネタになっていないということです。

 

「手柄自慢」「良いことを書く」「会社を褒める」は全く就活対策になっていないということをご理解いただきうれしいです。

(本書参照ページ: p.91 マーケティング手法の活用)

 

 

Q:貴重なお話ありがとうございました。自社で成果を上げることができるのか判断する基準は具体的にどのようなものでしょうか。

A:そのエントリー先企業のビジネスモデルをどこまで理解していて、そこでの生産性寄与を想像で良いので表現できているかです。

サークル自慢、バイト自慢がダメな理由は、ただサークルやバイトで成果が出たところで終わっているから。その成果と応募先企業のビジネスモデル、あるいはそのビジネスで求められる成果とのつながりなどの説明責任を果たしていません。

 

そもそも「総合商社」というビジネスモデルもわからず「国際プロジェクト開発を手がけたい・・・」「電車が好きだから鉄道会社・・・」のような表層的イメージ、それもビジネスモデルを見てすらいないと思われるような企業研究では「成果判断」など無理でしょう。

社風やら職場の雰囲気など、いくら調べても実際に働かない限り、絶対にわかりません。そんなわからないことを調べるためにOBOG訪問などにエネルギーを割くより、会社ホームページにいくらでも事実がていねいに説明されている、製品情報/サービス情報/事業内容・・・のような「その会社の」ビジネスの仕組みを理解するのは、京大生なら多分すぐできます。慣れてくれば数十分でできるはず。

 

そこでその会社が生み出す成果、その成果やプロセスと自分の能力の一致などをいかに説明するかこそ、京大生にとって一番役立つ企業研究です。

(本書参照ページ p.97 企業選びの視点)

 

 

Q:サークルがどんなものなのか具体的に書こうとすると字数が足りなくなってしまう場合があり、バランスが難しいです。
A:サークルやサークルの内容が何であるかはあなたの採用とは直接関係ありません。「ガクチカ」と呼んだりする、学生時代に力を入れたことでも、サークル説明で終わる人がよくいますが、これではゼロ回答になってしまいます。

 

知りたいのは「何をやったのか」=Whatではなく、「なぜ・どのようにやったのか」=Why&How。

他人が全く知らない競技だとしても南米では人気のある球技の一つで・・・で十分。詳細は、文字数に余裕があれば書く。文字数が400字以下など、少なければ、具体的説明などに情報を費やすのはもったいない。

 

さっさとそこでの自分の役割や、なぜ成果が出たのか、どのような変化がなぜ起きたのか、というような、「変化率」を説明しましょう。形容詞不要というのは、その結果がどれだけ「すごい」と書いたところで、読み手は何一つ評価などできません。

全国大会優勝はすばらしいですが、個人競技でもなければ、自分の関与がどうだったかなど誰もわかりません。

 

「Why&How」こそが、ESと面接における回答のすべてと言っても良いくらいに最も重要な対応方針です。

(本書参照ページ:p.49 研究という武器 p.133 ES対策のカギはWhy&How)

 


Q:今日はありがとうございます。私は今年3回生になり大学院に進学予定なのですが、ここから院までの二年間何を意識して生活するべきでしょうか。
A:せっかくこのような説明会に出ているのですから、今から出展企業の説明を聞き、その会社がどうやって利益を生み出しているのか、そのビジネスモデルを理解する練習をしておいてはどうでしょう。

 

漫然と起業説明を聞くだけの人が多いので、そんな時も必ず目的意識を持って、説明会では必ずその社のビジネスモデルを理解して終わることを課して参加するのです。

よく理解できない時は当然、理解できていても、必ず一言は質問することも義務として臨めば、M1進学時の就活は言ってみれば2回戦。経験が違ってくるので、余裕で臨めることでしょう。

 

内定承諾書という契約書に署名押印しない限り、日本は法治国家なので、一切の入社義務もありません。京大学部生なら大歓迎してくれる会社が多いので、ぜひ今の内にいろいろな会社を見ておきましょう。せっかくだから、知っている会社ではなく、聞いたこともない会社の説明を聞いて、ビジネスモデルを理解するという訓練をしておけば、確実に2年後就活は断然と差が出来ることは間違いないでしょう。

(本書参照ページ p.74 修士卒(修了)進路の留意点)

 


Q:結論ファーストで一言で研究内容を、とおっしゃっていましたが、私の研究内容は量子分野であり、一言でまとめようと思うと専門用語が必要となってしまい、理系の友人からもわからないと評価されることがほとんどです。最小限の背景説明を行うならばどの程度の字数、文章量に収めるのが望ましいでしょうか。
Q:博士課程なんですが、就活上手く行くか心配です
A:理系院生であれば研究説明は普通は必ず求められます。

どこまで説明するかというレベル調整は難しく、絶対的正解はありません。ただ、これまで15年、科学ど素人の私が博士後期課程学生の指導が出来たかというと、このど素人の私に研究内容を理解させられないような説明では、まず採用の突破は難しいというフィルター機能が役立ったからだと思っています。

 

どれだけすばらしい研究でも、聞く側が同レベルとは限りません。企業の研究者であればかなりの理解が得られるでしょうが、就活においては、研究者以外と一切接することなく選考が進むのは考えられません。特に最近は超人気化粧品メーカーが、「誰にでもわかるように易しく研究内容を説明」することをESで求め始めました。

 

これはその研究の神髄や学問的価値を全部理解させろという意味ではありません。専門用語でないと意味が通じないとか、間違った意図に取られない限りは、言い換えたり例えたり、子どもにわからせるような説明が出来ることこそ、高度の研究能力として評価されるでしょう。

特に博士学生なら、高度な難しい研究を専門家に対し、難しい専門用語で説明できるのは当然。逆にど素人の人事の人に、難解な単語を使うことなく、例え話混じりにその研究のバリューを説明できたことで、一気に全社的に「ぜひわが社に入って欲しい!」という流れができた博士学生もいました。

 

「何がすごいのか、新しいのか(新規性)、発想がすごいのか、手技がすごいのか、実験プロセスが難しいのに成功したのか、その研究成果が出ることでどんなメリットがあるのか・どんな実用化技術とつながる可能性があるのか・・・・」

 

相手の理解度が影響する以上、すべてを理解させることなど不可能です。しかしその研究の意義や価値、活用の可能性も説明できないのであれば、就活は厳しいと思います。

東北大では、毎年「博士のジョブフェア」というイベントを行い、30社以上の出展企業に、40〜50名の博士学生が自研究をプレゼンテーションします。

 

私たちプロの指導を受けつつ、その研究説明指導には2ヵ月程度かけて準備をして臨みます。一朝一夕では無理ですが、「他人に伝える」トレーニングは確実に身になり、毎年多数の博士学生やポスドクが、このジョブフェアを活用して応募のスカウトがかかったり、選考のきっかけを得ています。

(本書参照ページ:p.40 コミュニケーション能力 p.120 エントリーシート/Webテスト))

 


Q:就活における京大と東大の差はありますか?
大手コンサルの内定をうけた京大→東大院に進まれた先輩が大手コンサル等に行きたければ京大生じゃ難しいかもと言っていたので気になります。自分は工学部で院に進む予定なのですが、東大を視野に入れるべきでしょうか?

A:「京大生だから採用しない」というコンサル会社があるとは思えません。

出身大学とコンサルビジネスは関係無いからです。コンサルタントの成果とは何でしょう?

 

コンサルの仕事は「企業の指導」などと言う人もいますが、何千万というフィーをもらって、満足を得られる指導をする自信があるでしょうか?何千万のフィーを払った以上の成果を提供できるからコンサル業が成り立ちます。それができるのが独り立ちできるコンサルタント。通常は会社に属しますが、ディレクターやプリンシパル、パートナーのような役職になる人は、それが出来るから慣れたのではないかと思います。

 

およそ京大出だからコンサル出来ない・・・レベルの世界ではありません。

 

ある巨大コンサル会社は、かつて学歴を不問としました。コンサルはカネを稼げるかどうかが生命線。学歴止まりでどうこう言っているようなレベルのスタッフはいないと断言していたのが印象に残っています。何なら京大中退でも、センスと頭脳があれば活躍できるはずだと思います。

 

今後もさまざまなアドバイス(余計なお世話も含む)を受けた時は、決して鵜呑みにせず、なぜそうなのか、それってあなたの感想?じゃないことを説明してもらって下さい。それがないアドバイスは多分、「感想」だと思います。

(本書参照ページ  p.6 戦略思考で見る有名大学・一流大学  p.19 コンサル業界は苦かった)

 

 

Q:京都大学の理系女子は将来何を期待されているのでしょうか

A:もはや時代は「女性だから」とかいっている状況ではないと考えます。だから京大理系女子も京大理系男子と同様、将来のその企業の「技術系管理職」としての素養だと思います。

 

理系だから管理とか知らないなど不安かも知れませんが、そんなものは入社してからいくらでも身に付けられるので大丈夫。しかし多分面接では「将来のキャリア」「10年後どうなっていたいか?」など聞かれると思います。

 

そんな時、理系の人は正直すぎて、その技術や研究の目標しか話さないのですが、京大生は未来の管理職・経営者なのです。ぜひ自分の目標だけでなく、「10年後には同僚、後輩や部下、チームで成果を出したい」という「管理者目線」を語ってみて下さい。多分企業の人大喜びだと思います。

(本書参照ページ  p.67 学部・修士・博士ごとのキャリア選択留意点  p.95 企業選びの視点)

 

 

 

Q:本日は貴重なお話をありがとうございました。
Q:本日はありがとうございました。

Q:ありがとうございました。

Q:今すぐやる、心に刺さりました。参考になるお話をありがとうございました。
Q:今日は貴重なお話ありがとうございました!
ESの書き方について、文字数ギリギリまで書くという点では大学入試国語の記述問題に似ていると思う一方で、具体的な数値を用いて書くという点で異なるなと思いました。全体として、出題者/採用者の意図を汲み取るという点ではかなり共通していると思うので、これからその点を心がけてESを作成していきたいと思います。


A:書き込みするだけですばらしいです。どうですか?文字を打っただけで、次の書き込み、企業交流での発言が一気に楽になっていませんか?

何も書かずに見ているのと比べ、一歩前に、単にお礼の文字を打つだけで行動力に断然と差が付きます。これを今から出来れば3月本番もスタートダッシュ間違いないでしょう。

 

就活は何のため?といえば、結局採用社から内定をもらうことがゴールのはず。内定がなければ進路選択すらできません。ぜひその意図を読んで下さい。すぐにはできなくとも、こうして「自ら動く」ことができた人はすぐにぐんぐん力が付きます。「相手を考え得」という当たり前のことができない就活生がほとんどだからです。

 

ぜひ成果出して下さいね!

戦略思考で鍛える「コミュ力(りょく)」(祥伝社新書) p.82  面接で採用されるための間接アプローチ  

 

 

 

JUGEMテーマ:就職活動


2/12 農工大 選考対策セミナー QA回答!! 農工大生の行動力を示すには

2/12、農工大生協Withnavi 選考対策セミナーに参加した皆さん、質問ありがとう!(よく実行してくれました!!)

セミナー中は時間が無く回答できなかったので、こちらでお答えします!(質問内容や表現は微妙に変えています)

 

「X」ツイッターはこちら

 

回答の最後にある参照ページは詳しく説明するためのものです。教科書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」参照ページ(p.〇〇)付近を読んでいただいて、理解を深めて下さい。

 

アマゾン欠品気味です。電子書籍はこちら↓にあります。

https://www.molcom.jp/products/detail/118745/

 

または出版社;

ジュンク堂・丸善https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b294782.html 
に聞く手もあります。さらにメルカリにも出品があるそうです。

 

ではいってみよう! 

 

**********************

Q:今までインターンや早期選考に落ちてしまう理由の一つとして農工大生としての強みが活かしきれていないとわかりました。ありがとうございました。

A:「農工大生の強み」こそ、農工大生がアピールすべきポイントだと理解していただきうれしいです。バイトやサークル自慢がだめなのではなく、農工大生でなくてもできることは自慢になっていないのです。

それより地味な研究や実験にコツコツ取り組む姿勢、失敗から学びを得る姿勢+農工大ブランドが合体することで強力なアピールになります。成功を祈ります!

(本書参照ページ:p.2 理系の力 p.12 文系との違い)



Q:今まで何度か就活セミナーに参加しましたが、理系の強みを活かした話は初めて聞くことができ参考になりました。ありがとうございました。

A:理系の強み=農工大の強みですよね。就活ではいろいろなウワサや「情報」が飛び交います。しかし農工大生が参考にすべきものはほとんどないというか、聞けばいろいろな価値観がごちゃごちゃになって混乱するデメリットが多いと思います。

 

コロナであらゆる対面情報交換ができなくなった時、逆に雑音に惑わされず就活がスムーズにできたという声が多くありました。

さまざまなアドバイスについては、必ずその理由、根拠を尋ねて下さい。

私も人事採用の視点、長年何千人もの理系学生を指導してきた成功事例・失敗事例を根拠に、農工大生にカスタマイズしてお話ししています。

自分の経験談ではありません。(そもそも農工大生でもないし、理系ですらないので)

 

根拠のないアドバイスは、混乱するだけなので、聞き流しで良いと思います。

(本書参照ページ p.98 真の企業研究 p.111 親の意見)

 


Q:貴重な話をありがとうございました。

A:「一言で良いので書き込んで」というアドバイスを実行してくれました。その行動力に敬意を表します。

いかがですか?初めて書き込むときは勇気が要ります。しかしこれで2回目以後、ぐっと気軽に書き込みができるようになったはず。

このための練習なのです。一歩踏み出す勇気と行動力は、必ずこの先の成功につながります。

 

ESで「私は行動力に自信があります」と書く何百倍もの説得力がこうした事実であり、行動です。この思いで一気に就活を突破しましょう!

(本書参照ページ: p.23 「無い内定」の実情 p.40 コミュニケーション能力)

 

 

 

JUGEMテーマ:就職活動


2/4 東北就活フェスタ Q&A回答! 自己分析が足りない?!ホント??

2/4 東北就活フェスタ・セミナーに参加した皆さん。その場で質問/コメントをくれた方にお答えします!

 

「X」ツイッターはこちら

 

回答の最後にある参照ページは詳しく説明するためのものです。教科書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」参照ページ(p.〇〇)付近を読んでいただいて、理解を深めて下さい。

 

アマゾン欠品気味です。電子書籍はこちら↓にあります。

https://www.molcom.jp/products/detail/118745/

 

または出版社;

ジュンク堂・丸善https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b294782.html 
に聞く手もあります。さらにメルカリに「新品」出品があるそうです。

 

ではいってみよう! 

 

**********************

Q:工学部生です。インターンに参加した友人がどんどん内々定を取る中、出遅れてしまい(インターンは1社のみ参加)自分だけ取り残されている気がしてあせります。自己分析が足りないといわれましたが、どうすべきでしょう。地方なので就活予備校などありません。
A:このセミナーに参加し、なおかつインターンにも参加しているのですから、出遅れではありませんね。
工学部ということですが、その「友人」もそうでしょうか?自己分析が足りないとアドバイスしたのは誰ですか?

「科学的な就活」をお勧めしています。何となくではなく、根拠を追及しましょう。
早期選考で内定を取った友人が理系なのか?
どんな企業なのか?
自分が応募した企業はどこか?・・・・

これだけでも不確定要素が絞り切れないほど大きいと思います。それを一緒くたにして「自分の進め方が悪い」と決めつけるのは科学的とはいえないでしょう。自信を無くす気持ちはわかりますので、それを否定はしません。ただ、もしご自身があせっているのであれば、「何にあせっているのか」しっかり検証して下さい。

落ち込むのはそれらが整理されてからです。

例えば早期選考であまり知名度の高くない会社や希望者が多くはない業種(製造系や営業など)の場合、企業はなるべく就活本格化の前に関心を持ってくれる学生を囲い込みたいので、早期選考に応募することで早くない内々定を得られる可能性は高いでしょう。

一方、誰でも知っている超有名、B2C企業などであれば、いつ応募したところで採用のハードルが厳しいのは当然です。「就職」と一口に言っても大学受験同様、「大学ならどこでも良い」とはならないはず。どんな会社でも良いのであれば、人手不足・超売り手市場の今なら、絶対に就職可能です。

しかし普通はそうはなりません。自分の希望や企業選び、その選んだ企業に向けたES/面接対策と、科学的に展開する就活、戦略的就活を実現できれば、自己分析が必要かどうか含め、合理的判断はできると思います。

(本書参照ページ:p.76 自称「四流大学」学部出身の修士学生が逆転  p.124 選考中、企業では何が起こっているか)


Q:就活には正解がないという言葉にハッとさせられました。ありがとうございました!
A:うれしいコメントありがとう。全くもってそのことを理解できれば、どんどん戦略的に就活は進みます。

ネットやリアルでさまざまなアドバイスが飛び交うことでしょう。しかしそうしたアドバイスに踊らされることなく、必ず科学的に情報を検証し、その上でアドバイスをくれた人には必ず「理由」を聞いて下さい。

正解がない中どんな判断基準でそうした情報を伝えているのかという根拠が欠かせません。
私の場合は企業の経営者として、人事コンサルタントの業務としての採否判断の視点で、「企業全般」のような広すぎて役立たない価値基準ではなく、その会社のポジショニングや採用政策など総合的に判断をしているつもりです。

それでも「正解」かどうかは、「その応募先企業」だけしかわかりません。
今の時点からこうして活動や実行ができているなら、この先の本番でも必ず成果は出るでしょう。成功を祈ります!!

(本書参照ページ:p.15 なぜ就活がたいへんなのか  p.97 企業選びの視点)

 

 

JUGEMテーマ:就職活動


2/1 千葉大生のための専攻対策セミナー QA回答! 就活アドバイスは何を信じれば良い??

千葉大学 企業研究&選考対策セミナー 「千葉大生の面接対策」に参加ありがとうございました。

その場で質問をくれた皆さんのために、いただいた質問にお答えします!

 

「X」ツイッターはこちら

 

回答の最後にある参照ページは詳しく説明するためのものです。教科書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」参照ページ(p.〇〇)付近を読んでいただいて、理解を深めて下さい。(文系でも千葉大生ならしいかり役立つはず)

 

アマゾン欠品気味です。電子書籍はこちら↓にあります。

https://www.molcom.jp/products/detail/118745/

 

または出版社;

ジュンク堂・丸善https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b294782.html 
に聞く手もあります。さらにメルカリにも出品があるそうです。

 

ではいってみよう! 

 

**********************

Q:エンジニア志望です。業務とは直接関係することではありませんが、コミュニケーション能力が高いことを示すためにバイトや部活の幹部としての業務について話したいと考えているのですがどう思われますか?

A:ESも面接も「自分が話したい事、伝えたいことを発する行為」を「自分中心・自己中心的就活」と名付けました。一方、私が東北大学で教えているのは「戦略的就活」です。これは自分中心視点の真逆で、「会社=選考者」の視点を考えて進める就活です。
私は経営コンサルタントでもあるので、ビジネスで相手(=お客さん)のためという視点を持つのは、当然すぎる常識となっています。そうしたビジネス思考を基に就活に取り組むのが戦略的就活です。

 

「コミュニケーション能力が高いことを示す」ことが、具体的エントリー先企業の求めるものであるとわかったら、それは戦略的就活の上でも正しい判断だと思います。しかし「就活一般」とか「企業ってだいたいは・・・」的な考えは、大学生なんて千葉大生もなんとか大生も何でも皆一緒ダロ的乱暴な括りと同じことだと思います。ゆえにしっかり企業研究を行い、そのエントリー先企業が、千葉大理系学生に、何よりコミュニケーション能力を求めているという結論なら素晴らしい方針です。

 

すべては自分の視点、都合ではなく、相手=企業をどこまでしっかり見ているかだと思います。

エンジニアの仕事とバイトの仕事の成果は同じもの、サークル幹部の責任はプロエンジニアに劣らない・・・という判断をそのエントリー先がしているのかどうか、すべては根拠次第でしょう。
勝手に自分の価値観で進めることはぜひとも避け、相手を理解できるよう企業研究を図るのが大前提です。

(本書参照ページ:p.5 戦略思考 p.76 自称「四流大学」学部出身の修士学生が逆転)

 

 

Q:とても勉強になりました。企業の利益を意識するという社会人の基礎を学ぶことが出来ました。心構えをして面接などに臨んでいきたいと思います。お話ありがとうございました!

A:うれしいコメントありがとう。「会社は何のためにあるのか」という哲学的問いへの答えは出ていると思っています。それは法律があるからです。会社は株主のためにあります。

 

千葉大生の多くが志望するであろう上場企業であれば、代表取締役筆頭に、経営陣は全員会社の収益向上によって、会社組織の維持存続発展に寄与する「義務」があり、それができない経営陣は株主から罷免されるはずです。

 

利益、金儲けという言葉にネガティブさを感じているなら、考えをビジネスモードにあらためましょう。もうコロナ前ですが、ある千葉大の学生が私の会社に個人支援を申し込んできました。彼女は金融志望ということでしたが、はっきりいえば「千葉大生のくせに」メガバンクとリージョナルバンクの仕事の違いも理解していませんでした。しかし「お金儲け大好きなんです」という素直な気持ちを、上手にES化し、面接でもその線で進めた結果、メガバンク複数から内定を得ました。

 

コンプライアンスに反するような金儲けなど初めから選択肢になりません。しかし正々堂々と収益をあげられないのであれば、最低でも上場企業はあきらめる方が良いと思います。民間企業ではなく福祉法人などでぜひ力を発揮していただきたいと思います。

(本書参照ページ:p.47 企業が存在する理由「社会貢献より会社貢献」 p.98 真の企業研究)

 


Q:本日のお話の中では,これまで他の就活面談等で聞いた話とは異なる内容が多くありました.
私は当然ビジネスの経験が全くないので,どの人のお話が正しくてどの人のお話が間違っているか判断できませんし,無理に自分で判断しようとするのも危険だとも思います.どのように判断基準を設けるのが良いでしょうか.

A:「根拠を疑う」姿勢は素晴らしいです。「誰が言ったから」などではなく、ぜひ自分の頭で考えて、判断してみましょう。私の話もそれなりの根拠は述べているはずですが、一対一の個人面談ではないので、ところどころ根拠が端折られていたかもしれません。すみません。


「無理に自分で判断しようとするのも危険」
そんなことはありません。千葉大生のインテリジェンスに期待するから、企業は千葉大生を雇いたいのです。もちろん千葉大生なら誰でも良い訳ではないので、「自分で判断できる千葉大生」を求めていると考えるべきでしょう。
理由は、自分で判断できないなら千葉大生ではなくなんとか大生で十分。なんなら大学出の必要もないか、AIや機械に代用できれば雇う必要もありません。

 

今現在の技術であれば、AIや機械に頼るより、自ら判断し行動できる千葉大生は雇いたい候補者なのです。

ただ、自分の判断力に疑問や不安を持つのは当然だし、きわめて健全なものなので、そうした時はぜひキャリアセンターの先生など、「ビジネスを理解しているプロ」と話してみて下さい。


大人・社会人なら誰でも良い訳ではなく、必ずビジネスのプロであり、可能なら社会人5年未満では少なくとも新卒採用のリクルーターには成れても、「採用決定プロセス」には関与できないはずなので、そうした採用の意思決定を理解している方に聞くのが一番です。

自分の親が現役の採用状況を熟知していれば、親でも何の問題もありません。ただ、10年以上前の(ひどい場合バブル時代など太古の昔)しか知らない人は、相談者としては不適切なのでお気を付けください。

 

いずれにしてもあなたに助言してくれる人がいたら、必ずこのQAのように「根拠」を聞いて下さい。根拠を答えられないアドバイスは信用しないことに、私は大賛成です。
(ここではもっと根拠を話せないのが残念無念・・・)

(本書参照ページ p.125 選考中、企業では何が起こっているか p.133 ES対策のカギはWhy&How)

 

 

JUGEMテーマ:就職活動


| 1/49PAGES | >>

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

理系のための戦略的就活術ブログについて

丸善出版「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」を活用し尽くすことを目指し、本の内容をさらに解説しています。本を買わなくとも参考になる情報を載せますが、本を読んだ上で参照していただくと効果10倍だと思います。 記事末にある「今日の参照ページ」は理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術の該当ページを示していますので、ぜひ合わせて呼んで下さい。 平成29年度(2017年4月)からは「美大芸大生」のキャリアについても解説していきます! ******************************** お問合せ、取材、講演依頼等はメールで:info@rm-london.com (株)RMロンドンパートナーズまで 学生の方の個人相談、就職相談、就職対策個人コーチは会社サイト参照。http://rm-london.com/

検索

Google

プライバシーポリシー

selected entries

categories

archives

recommend

理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術
理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術 (JUGEMレビュー »)

初の理系学生専用キャリアガイド。東工大で長年理系学生の就職支援をしてきた著者による、「就活戦略」をすべてまとめた実践ガイドブック。理系就職のすべてがわかる。

recommend

戦略思考で鍛える「コミュ力(りょく)」(祥伝社新書) (祥伝社新書 381)
戦略思考で鍛える「コミュ力(りょく)」(祥伝社新書) (祥伝社新書 381) (JUGEMレビュー »)
増沢隆太
テレビや新聞・雑誌で「コミュニケーションのプロ」と紹介される著者による、コミュ力向上のための戦略書。就活だけでなく、若手会社員の研修でも使用されている実戦書。

recommend

謝罪の作法 (ディスカヴァー携書)
謝罪の作法 (ディスカヴァー携書) (JUGEMレビュー »)
増沢隆太
就活生なら内定辞退など、コミュニケーション専門家によるビジネスの場で欠かせない交渉の要諦。

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM