- 2018.01.13 Saturday
- 13:13
- by 理系のための戦略的就活術
企業交流本格化・・・・(p.141 マナー )
各大学の学内に企業が来て行うキャリアセミナーや職種研究、OBOGのキャリア説明のような催しがこの先増えていきます。
学外で就職情報会社や生協が行う同じ趣旨のイベントもあり、1月より2月、そして3月の本番(広報解禁)と同時に、大々的な開催がされていきます。
大切なことは、そうしたイベントのタイトルが何であれ、「OBとの意見交換」「仕事説明」「キャリアパスセミナー」でも何でも、それらは「すべて選考に通じる」と考えて臨むことです。
バカ正直に「選考とは関係ありません」という説明を鵜呑みにして、何の準備もせずに会場に行き、本書でも繰り返し指摘するようなしょーもない「聞いてどうするの?」質問どころか、無意識にであっても印象を悪くするような接し方をして、悪い意味で名を売る学生は毎年います。
やはり社会人との直接コミュニケーションで「マナー」は大切です。しかし本書p.141「マナー」にある通り、そこで求められるのは礼儀作法の達人ではありません。
ノックの回数やらお辞儀の角度を覚えるヒマがあるなら、その分企業研究にエネルギーをさくのが戦略的就活です。理系でも芸術系でも、目的達成こそを目指すのが戦略的就活。
そうであるなら、練習すれば何となく自己満足感が得られるものの、実際にはそんな理由で採用されることなどない究極のマナーを、マナー講師や航空会社客室乗務員から学ぶのは、接客業や小売業に入りたい人だけで十分です。
マナーが不要といっているのではありません。理系、芸術系学生に求められるものと、小売業、デパート、専門店の販売員、スーパー、旅館ホテルといった接客サービスを目指している人以外は、お辞儀の角度以上に大事な企業研究を優先させるべきということに尽きます。
それらが十分できた暁には、もちろんマナー精度を磨いて損することはありません。
しかし理系、芸術系学生を採用するに際しては、マナーが良く出来ているから採用されることはまずないでしょう。理系学生、芸術系学生としての生産性がしっかりアピールでき、その応募先に合致する説得ができることが何より優先です。
今一度「マナー」の項目を目を通しておいて下さい。
今日の参照ページ
p.141マナー
JUGEMテーマ:就職活動
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