(アマゾンは欠品が続いているので電子書籍をお薦めします。出版社などにもしかすると在庫あるかも・・・(メルカリで新古本が定価で出ているという情報を学生が教えてくれました)
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生協http://www.honyaclub.com/shop/g/g16171752/などでも入手可!)
日大生物資源科学部 売店(立野商店)でも割引で販売中。←数少ない実売店舗
理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術(丸善出版)
? 現状把握編「理系の就職とは」
? 戦略構築編「敵と己を知る」
? 就活実践編「戦略的就活の展開」
の各編と、それぞれの章の中からランダムにトピックを選び、順次開設していきます。それぞれの記事では参照ページを示していますので、本を読んだ方はそのページの主旨と合わせて読むことで、より深い理解ができることを目指しています。
電子書籍版もあります
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本の感想や質問なども、メール(アドレスはサイト右側に)をいただければ、本サイトで紹介したり返信できる場合もあります。(返信を確約するものではありません)
文系に負けない就活の成功を祈ります。
NEW!
マイナビ2025
理系就活の進め方
https://job.mynavi.jp/conts/2025/sci/rikeisemi/
特に自己分析など、就活に悩んだ時は仕事を見直そう!
「理系の仕事研究」←毎年改訂
https://job.mynavi.jp/conts/2025/sci/job/
日本経済新聞の学生向け情報サイト「日経スタイル」連載記事
理系学生のための企業研究
(1)時間とエネルギーをかけないで進める方法とは?」
http://college.nikkei.co.jp/article/85045216.html
(2)「ゲームが好きだからゲーム会社」でいいの?」
http://college.nikkei.co.jp/article/85213217.html
(3)会社がほしいのは社会貢献より「会社」貢献する人
http://college.nikkei.co.jp/article/85224918.html
(4)効率良く就活するにはビジネスモデルの理解から
http://college.nikkei.co.jp/article/86262715.html
(5)なぜ外資金融の新卒は1000万円もらえるのか?
http://college.nikkei.co.jp/article/87242915.html
http://college.nikkei.co.jp/article/87255615.html
リケ就のコミュ力講座
(1) コミュニケーションの原則〜「しゃべり上手」でなくていいワケ
(2) 理系の落とし穴〜「しゃべらな過ぎ」と「しゃべり過ぎ」
【重要】2017卒就活スケジュール p.117「一般的理系就活スケジュール例」改定
http://rikei.rm-london.com/?eid=62
作者
追記:
戦略思考で鍛える「コミュ力(りょく)」もアマゾン欠品がよくあります。
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今から申し込みたい人はメールで(27日12時まで):
「2/27セミナー希望」と題し、氏名: 大学・院名: 学部・研究科/学年: 記載のこと
東北大学
北海道大学、名古屋大学、新潟大学、筑波大学、東京外大、お茶の水女子大、横浜国大、立命館大、大阪大学、神戸大、兵庫県大、沖縄科技大の方限定
2024年2月27日(火)14時から、東北大学高等大学院機構 博士人材育成ユニット(PhDC)特任教授 増沢隆太先生による「4月から会社員になる学生のための『会社に入ってからのキャリア講座』が行われます。
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東北大学の学生、並びに「博士人材育成コンソーシアム」加盟大学学生なら誰でも参加できます。
申し込みは;東北大学生、並びに「博士人材育成コンソーシアム」加盟大学学生限定
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新卒学生だけでなく、一般の会社員もよくわかっていない「転職の実態」「不本意配属」「給与のメカニズム」「真のおべっかの使い方」など、新たに4月から社会人になる人に、20年以上の人事コンサルタント歴があり、「ジョブ型雇用」という言葉がない頃から外資系企業数社でジョブ型雇用を渡り歩いた体験交え、経営者・人事政策責任者の視点をお話しします。
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申し込みは; 東北大学生、並びに「博士人材育成コンソーシアム」加盟大学学生限定
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セミナー中は時間が無く回答できなかったので、こちらでお答えします!
それにしても京大はさすがにすごいな。あんな短時間なのに、これだけレスくれるとは。
こりゃ他大学じゃあ、ちょっと太刀打ちできないかも。行動力/実践力のある京大生は無敵です。
回答の最後にある参照ページは詳しく説明するためのものです。教科書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」参照ページ(p.〇〇)付近を読んでいただいて、理解を深めて下さい。
アマゾン欠品気味です。電子書籍はこちら↓にあります。
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または出版社;
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に聞く手もあります。さらにメルカリには新品の出品があるそうです。
ではいってみよう!
**********************
Q:トピックセンテンスは、
A:ESの設問、面接の質問へのストレートな回答がトピックセンテンスとなります。ガクチカなど個人的なことは当然自分しか答えられません。また研究内容説明など、複雑なものの場合は、できるだけ全体像のような概略となるでしょう。
(戦略思考で鍛える「コミュ力(りょく)」(祥伝社新書)参照ページ p.134 話がわかりにくい人のためのロジカルな伝え方)
Q:形容詞での表現をしてしまっていました。
A:問題点に気付いてくれましたね。形容詞での表現はビジネスにおいてほぼ意味はありません。まして京大生であれば、客観的な数字や変化率、ファクトベースでの説明ができてこそ。
逆に「お客様からの感謝や、サークル部員からのサポート」などは、数値化できない、つまり「個人の感想」でありビジネスとしてのネタになっていないということです。
「手柄自慢」「良いことを書く」「会社を褒める」は全く就活対策になっていないということをご理解いただきうれしいです。
(本書参照ページ: p.91 マーケティング手法の活用)
Q:貴重なお話ありがとうございました。
A:そのエントリー先企業のビジネスモデルをどこまで理解していて、そこでの生産性寄与を想像で良いので表現できているかです。
サークル自慢、バイト自慢がダメな理由は、ただサークルやバイトで成果が出たところで終わっているから。その成果と応募先企業のビジネスモデル、あるいはそのビジネスで求められる成果とのつながりなどの説明責任を果たしていません。
そもそも「総合商社」というビジネスモデルもわからず「国際プロジェクト開発を手がけたい・・・」「電車が好きだから鉄道会社・・・」のような表層的イメージ、それもビジネスモデルを見てすらいないと思われるような企業研究では「成果判断」など無理でしょう。
社風やら職場の雰囲気など、いくら調べても実際に働かない限り、絶対にわかりません。そんなわからないことを調べるためにOBOG訪問などにエネルギーを割くより、会社ホームページにいくらでも事実がていねいに説明されている、製品情報/サービス情報/事業内容・・・のような「その会社の」ビジネスの仕組みを理解するのは、京大生なら多分すぐできます。慣れてくれば数十分でできるはず。
そこでその会社が生み出す成果、その成果やプロセスと自分の能力の一致などをいかに説明するかこそ、京大生にとって一番役立つ企業研究です。
(本書参照ページ p.97 企業選びの視点)
Q:サークルがどんなものなのか具体的に書こうとすると字数が足りな
A:サークルやサークルの内容が何であるかはあなたの採用とは直接関係ありません。「ガクチカ」と呼んだりする、学生時代に力を入れたことでも、サークル説明で終わる人がよくいますが、これではゼロ回答になってしまいます。
知りたいのは「何をやったのか」=Whatではなく、「なぜ・どのようにやったのか」=Why&How。
他人が全く知らない競技だとしても南米では人気のある球技の一つで・・・で十分。詳細は、文字数に余裕があれば書く。文字数が400字以下など、少なければ、具体的説明などに情報を費やすのはもったいない。
さっさとそこでの自分の役割や、なぜ成果が出たのか、どのような変化がなぜ起きたのか、というような、「変化率」を説明しましょう。形容詞不要というのは、その結果がどれだけ「すごい」と書いたところで、読み手は何一つ評価などできません。
全国大会優勝はすばらしいですが、個人競技でもなければ、自分の関与がどうだったかなど誰もわかりません。
「Why&How」こそが、ESと面接における回答のすべてと言っても良いくらいに最も重要な対応方針です。
(本書参照ページ:p.49 研究という武器 p.133 ES対策のカギはWhy&How)
Q:今日はありがとうございます。
A:せっかくこのような説明会に出ているのですから、今から出展企業の説明を聞き、その会社がどうやって利益を生み出しているのか、そのビジネスモデルを理解する練習をしておいてはどうでしょう。
漫然と起業説明を聞くだけの人が多いので、そんな時も必ず目的意識を持って、説明会では必ずその社のビジネスモデルを理解して終わることを課して参加するのです。
よく理解できない時は当然、理解できていても、必ず一言は質問することも義務として臨めば、M1進学時の就活は言ってみれば2回戦。経験が違ってくるので、余裕で臨めることでしょう。
内定承諾書という契約書に署名押印しない限り、日本は法治国家なので、一切の入社義務もありません。京大学部生なら大歓迎してくれる会社が多いので、ぜひ今の内にいろいろな会社を見ておきましょう。せっかくだから、知っている会社ではなく、聞いたこともない会社の説明を聞いて、ビジネスモデルを理解するという訓練をしておけば、確実に2年後就活は断然と差が出来ることは間違いないでしょう。
(本書参照ページ p.74 修士卒(修了)進路の留意点)
Q:結論ファーストで一言で研究内容を、とおっしゃっていましたが、
Q:博士課程なんですが、就活上手く行くか心配です
A:理系院生であれば研究説明は普通は必ず求められます。
どこまで説明するかというレベル調整は難しく、絶対的正解はありません。ただ、これまで15年、科学ど素人の私が博士後期課程学生の指導が出来たかというと、このど素人の私に研究内容を理解させられないような説明では、まず採用の突破は難しいというフィルター機能が役立ったからだと思っています。
どれだけすばらしい研究でも、聞く側が同レベルとは限りません。企業の研究者であればかなりの理解が得られるでしょうが、就活においては、研究者以外と一切接することなく選考が進むのは考えられません。特に最近は超人気化粧品メーカーが、「誰にでもわかるように易しく研究内容を説明」することをESで求め始めました。
これはその研究の神髄や学問的価値を全部理解させろという意味ではありません。専門用語でないと意味が通じないとか、間違った意図に取られない限りは、言い換えたり例えたり、子どもにわからせるような説明が出来ることこそ、高度の研究能力として評価されるでしょう。
特に博士学生なら、高度な難しい研究を専門家に対し、難しい専門用語で説明できるのは当然。逆にど素人の人事の人に、難解な単語を使うことなく、例え話混じりにその研究のバリューを説明できたことで、一気に全社的に「ぜひわが社に入って欲しい!」という流れができた博士学生もいました。
「何がすごいのか、新しいのか(新規性)、発想がすごいのか、手技がすごいのか、実験プロセスが難しいのに成功したのか、その研究成果が出ることでどんなメリットがあるのか・どんな実用化技術とつながる可能性があるのか・・・・」
相手の理解度が影響する以上、すべてを理解させることなど不可能です。しかしその研究の意義や価値、活用の可能性も説明できないのであれば、就活は厳しいと思います。
東北大では、毎年「博士のジョブフェア」というイベントを行い、30社以上の出展企業に、40〜50名の博士学生が自研究をプレゼンテーションします。
私たちプロの指導を受けつつ、その研究説明指導には2ヵ月程度かけて準備をして臨みます。一朝一夕では無理ですが、「他人に伝える」トレーニングは確実に身になり、毎年多数の博士学生やポスドクが、このジョブフェアを活用して応募のスカウトがかかったり、選考のきっかけを得ています。
(本書参照ページ:p.40 コミュニケーション能力 p.120 エントリーシート/Webテスト))
Q:就活における京大と東大の差はありますか?
大手コンサルの内定をうけた京大→
A:「京大生だから採用しない」というコンサル会社があるとは思えません。
出身大学とコンサルビジネスは関係無いからです。コンサルタントの成果とは何でしょう?
コンサルの仕事は「企業の指導」などと言う人もいますが、何千万というフィーをもらって、満足を得られる指導をする自信があるでしょうか?何千万のフィーを払った以上の成果を提供できるからコンサル業が成り立ちます。それができるのが独り立ちできるコンサルタント。通常は会社に属しますが、ディレクターやプリンシパル、パートナーのような役職になる人は、それが出来るから慣れたのではないかと思います。
およそ京大出だからコンサル出来ない・・・レベルの世界ではありません。
ある巨大コンサル会社は、かつて学歴を不問としました。コンサルはカネを稼げるかどうかが生命線。学歴止まりでどうこう言っているようなレベルのスタッフはいないと断言していたのが印象に残っています。何なら京大中退でも、センスと頭脳があれば活躍できるはずだと思います。
今後もさまざまなアドバイス(余計なお世話も含む)を受けた時は、決して鵜呑みにせず、なぜそうなのか、それってあなたの感想?じゃないことを説明してもらって下さい。それがないアドバイスは多分、「感想」だと思います。
(本書参照ページ p.6 戦略思考で見る有名大学・一流大学 p.19 コンサル業界は苦かった)
Q:京都大学の理系女子は将来何を期待されているのでしょうか
A:もはや時代は「女性だから」とかいっている状況ではないと考えます。だから京大理系女子も京大理系男子と同様、将来のその企業の「技術系管理職」としての素養だと思います。
理系だから管理とか知らないなど不安かも知れませんが、そんなものは入社してからいくらでも身に付けられるので大丈夫。しかし多分面接では「将来のキャリア」「10年後どうなっていたいか?」など聞かれると思います。
そんな時、理系の人は正直すぎて、その技術や研究の目標しか話さないのですが、京大生は未来の管理職・経営者なのです。ぜひ自分の目標だけでなく、「10年後には同僚、後輩や部下、チームで成果を出したい」という「管理者目線」を語ってみて下さい。多分企業の人大喜びだと思います。
(本書参照ページ p.67 学部・修士・博士ごとのキャリア選択留意点 p.95 企業選びの視点)
Q:本日は貴重なお話をありがとうございました。
Q:本日はありがとうございました。
Q:ありがとうございました。
Q:今すぐやる、心に刺さりました。
Q:今日は貴重なお話ありがとうございました!
ESの書き方について、
A:書き込みするだけですばらしいです。どうですか?文字を打っただけで、次の書き込み、企業交流での発言が一気に楽になっていませんか?
何も書かずに見ているのと比べ、一歩前に、単にお礼の文字を打つだけで行動力に断然と差が付きます。これを今から出来れば3月本番もスタートダッシュ間違いないでしょう。
就活は何のため?といえば、結局採用社から内定をもらうことがゴールのはず。内定がなければ進路選択すらできません。ぜひその意図を読んで下さい。すぐにはできなくとも、こうして「自ら動く」ことができた人はすぐにぐんぐん力が付きます。「相手を考え得」という当たり前のことができない就活生がほとんどだからです。
ぜひ成果出して下さいね!
戦略思考で鍛える「コミュ力(りょく)」(祥伝社新書) p.82 面接で採用されるための間接アプローチ
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2/12、農工大生協Withnavi 選考対策セミナーに参加した皆さん、質問ありがとう!(よく実行してくれました!!)
セミナー中は時間が無く回答できなかったので、こちらでお答えします!(質問内容や表現は微妙に変えています)
回答の最後にある参照ページは詳しく説明するためのものです。教科書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」参照ページ(p.〇〇)付近を読んでいただいて、理解を深めて下さい。
アマゾン欠品気味です。電子書籍はこちら↓にあります。
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ではいってみよう!
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Q:今までインターンや早期選考に落ちてしまう理由の一つとして農工
A:「農工大生の強み」こそ、農工大生がアピールすべきポイントだと理解していただきうれしいです。バイトやサークル自慢がだめなのではなく、農工大生でなくてもできることは自慢になっていないのです。
それより地味な研究や実験にコツコツ取り組む姿勢、失敗から学びを得る姿勢+農工大ブランドが合体することで強力なアピールになります。成功を祈ります!
(本書参照ページ:p.2 理系の力 p.12 文系との違い)
Q:今まで何度か就活セミナーに参加しましたが、
A:理系の強み=農工大の強みですよね。就活ではいろいろなウワサや「情報」が飛び交います。しかし農工大生が参考にすべきものはほとんどないというか、聞けばいろいろな価値観がごちゃごちゃになって混乱するデメリットが多いと思います。
コロナであらゆる対面情報交換ができなくなった時、逆に雑音に惑わされず就活がスムーズにできたという声が多くありました。
さまざまなアドバイスについては、必ずその理由、根拠を尋ねて下さい。
私も人事採用の視点、長年何千人もの理系学生を指導してきた成功事例・失敗事例を根拠に、農工大生にカスタマイズしてお話ししています。
自分の経験談ではありません。(そもそも農工大生でもないし、理系ですらないので)
根拠のないアドバイスは、混乱するだけなので、聞き流しで良いと思います。
(本書参照ページ p.98 真の企業研究 p.111 親の意見)
Q:貴重な話をありがとうございました。
A:「一言で良いので書き込んで」というアドバイスを実行してくれました。その行動力に敬意を表します。
いかがですか?初めて書き込むときは勇気が要ります。しかしこれで2回目以後、ぐっと気軽に書き込みができるようになったはず。
このための練習なのです。一歩踏み出す勇気と行動力は、必ずこの先の成功につながります。
ESで「私は行動力に自信があります」と書く何百倍もの説得力がこうした事実であり、行動です。この思いで一気に就活を突破しましょう!
(本書参照ページ: p.23 「無い内定」の実情 p.40 コミュニケーション能力)
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]]>2/4 東北就活フェスタ・セミナーに参加した皆さん。その場で質問/コメントをくれた方にお答えします!
回答の最後にある参照ページは詳しく説明するためのものです。教科書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」参照ページ(p.〇〇)付近を読んでいただいて、理解を深めて下さい。
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に聞く手もあります。さらにメルカリに「新品」出品があるそうです。
ではいってみよう!
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Q:工学部生です。
A:このセミナーに参加し、
工学部ということですが、その「友人」もそうでしょうか?
「科学的な就活」をお勧めしています。何となくではなく、
早期選考で内定を取った友人が理系なのか?
どんな企業なのか?
自分が応募した企業はどこか?・・・・
これだけでも不確定要素が絞り切れないほど大きいと思います。
落ち込むのはそれらが整理されてからです。
例えば早期選考であまり知名度の高くない会社や希望者が多くはな
一方、誰でも知っている超有名、B2C企業などであれば、
しかし普通はそうはなりません。自分の希望や企業選び、
(本書参照ページ:p.76 自称「四流大学」学部出身の修士学生が逆転 p.124 選考中、企業では何が起こっているか)
Q:就活には正解がないという言葉にハッとさせられました。
A:うれしいコメントありがとう。
ネットやリアルでさまざまなアドバイスが飛び交うことでしょう。
正解がない中どんな判断基準でそうした情報を伝えているのかとい
私の場合は企業の経営者として、
それでも「正解」かどうかは、「その応募先企業」
今の時点からこうして活動や実行ができているなら、
(本書参照ページ:p.15 なぜ就活がたいへんなのか p.97 企業選びの視点)
JUGEMテーマ:就職活動
]]>千葉大学 企業研究&選考対策セミナー 「千葉大生の面接対策」に参加ありがとうございました。
その場で質問をくれた皆さんのために、いただいた質問にお答えします!
回答の最後にある参照ページは詳しく説明するためのものです。教科書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」参照ページ(p.〇〇)付近を読んでいただいて、理解を深めて下さい。(文系でも千葉大生ならしいかり役立つはず)
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Q:エンジニア志望です。業務とは直接関係することではありませんが、コミュニケーション能力が高いことを示すためにバイトや部活の幹部としての業務について話したいと考えているのですがどう思われますか?
A:ESも面接も「自分が話したい事、伝えたいことを発する行為」を「自分中心・自己中心的就活」と名付けました。一方、私が東北大学で教えているのは「戦略的就活」です。これは自分中心視点の真逆で、「会社=選考者」の視点を考えて進める就活です。
私は経営コンサルタントでもあるので、ビジネスで相手(=お客さん)のためという視点を持つのは、当然すぎる常識となっています。そうしたビジネス思考を基に就活に取り組むのが戦略的就活です。
「コミュニケーション能力が高いことを示す」ことが、具体的エントリー先企業の求めるものであるとわかったら、それは戦略的就活の上でも正しい判断だと思います。しかし「就活一般」とか「企業ってだいたいは・・・」的な考えは、大学生なんて千葉大生もなんとか大生も何でも皆一緒ダロ的乱暴な括りと同じことだと思います。ゆえにしっかり企業研究を行い、そのエントリー先企業が、千葉大理系学生に、何よりコミュニケーション能力を求めているという結論なら素晴らしい方針です。
すべては自分の視点、都合ではなく、相手=企業をどこまでしっかり見ているかだと思います。
エンジニアの仕事とバイトの仕事の成果は同じもの、サークル幹部の責任はプロエンジニアに劣らない・・・という判断をそのエントリー先がしているのかどうか、すべては根拠次第でしょう。
勝手に自分の価値観で進めることはぜひとも避け、相手を理解できるよう企業研究を図るのが大前提です。
(本書参照ページ:p.5 戦略思考 p.76 自称「四流大学」学部出身の修士学生が逆転)
Q:とても勉強になりました。企業の利益を意識するという社会人の基礎を学ぶことが出来ました。心構えをして面接などに臨んでいきたいと思います。お話ありがとうございました!
A:うれしいコメントありがとう。「会社は何のためにあるのか」という哲学的問いへの答えは出ていると思っています。それは法律があるからです。会社は株主のためにあります。
千葉大生の多くが志望するであろう上場企業であれば、代表取締役筆頭に、経営陣は全員会社の収益向上によって、会社組織の維持存続発展に寄与する「義務」があり、それができない経営陣は株主から罷免されるはずです。
利益、金儲けという言葉にネガティブさを感じているなら、考えをビジネスモードにあらためましょう。もうコロナ前ですが、ある千葉大の学生が私の会社に個人支援を申し込んできました。彼女は金融志望ということでしたが、はっきりいえば「千葉大生のくせに」メガバンクとリージョナルバンクの仕事の違いも理解していませんでした。しかし「お金儲け大好きなんです」という素直な気持ちを、上手にES化し、面接でもその線で進めた結果、メガバンク複数から内定を得ました。
コンプライアンスに反するような金儲けなど初めから選択肢になりません。しかし正々堂々と収益をあげられないのであれば、最低でも上場企業はあきらめる方が良いと思います。民間企業ではなく福祉法人などでぜひ力を発揮していただきたいと思います。
(本書参照ページ:p.47 企業が存在する理由「社会貢献より会社貢献」 p.98 真の企業研究)
Q:本日のお話の中では,これまで他の就活面談等で聞いた話とは異なる内容が多くありました.
私は当然ビジネスの経験が全くないので,どの人のお話が正しくてどの人のお話が間違っているか判断できませんし,無理に自分で判断しようとするのも危険だとも思います.どのように判断基準を設けるのが良いでしょうか.
A:「根拠を疑う」姿勢は素晴らしいです。「誰が言ったから」などではなく、ぜひ自分の頭で考えて、判断してみましょう。私の話もそれなりの根拠は述べているはずですが、一対一の個人面談ではないので、ところどころ根拠が端折られていたかもしれません。すみません。
「無理に自分で判断しようとするのも危険」
そんなことはありません。千葉大生のインテリジェンスに期待するから、企業は千葉大生を雇いたいのです。もちろん千葉大生なら誰でも良い訳ではないので、「自分で判断できる千葉大生」を求めていると考えるべきでしょう。
理由は、自分で判断できないなら千葉大生ではなくなんとか大生で十分。なんなら大学出の必要もないか、AIや機械に代用できれば雇う必要もありません。
今現在の技術であれば、AIや機械に頼るより、自ら判断し行動できる千葉大生は雇いたい候補者なのです。
ただ、自分の判断力に疑問や不安を持つのは当然だし、きわめて健全なものなので、そうした時はぜひキャリアセンターの先生など、「ビジネスを理解しているプロ」と話してみて下さい。
大人・社会人なら誰でも良い訳ではなく、必ずビジネスのプロであり、可能なら社会人5年未満では少なくとも新卒採用のリクルーターには成れても、「採用決定プロセス」には関与できないはずなので、そうした採用の意思決定を理解している方に聞くのが一番です。
自分の親が現役の採用状況を熟知していれば、親でも何の問題もありません。ただ、10年以上前の(ひどい場合バブル時代など太古の昔)しか知らない人は、相談者としては不適切なのでお気を付けください。
いずれにしてもあなたに助言してくれる人がいたら、必ずこのQAのように「根拠」を聞いて下さい。根拠を答えられないアドバイスは信用しないことに、私は大賛成です。
(ここではもっと根拠を話せないのが残念無念・・・)
(本書参照ページ p.125 選考中、企業では何が起こっているか p.133 ES対策のカギはWhy&How)
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]]>情報更新!土日休日も対応
最近の相談例:
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予約が取れれば連続受講も可能です。(尚、東北大生の方には、大学が行っている無料のキャリア相談をお勧めしております。大学HPで探して下さい)
申込み方法
メールのみ(電話はお受けしません)
・お名前
・大学名、学部学科/研究科専攻名、学年
・電話番号
・希望日・時刻(第3希望までご記載下さい)
お申し込みは;
info@rm-london.com
「キャリア相談係」と題してお送り下さい。
事務局からの返信をもちましてご予約確定となります。
携帯メアドでお申込み場合、PCからの「参加案内メール」を受信できるよう、必ず設定お願いいたします。
「申込みの返事が来ない」「参加案内メールが来ない」という方、
メールには出来るだけ早急にお返事しておりますが、メールをお送りいただいてから、24時間以上たっても当方より返信が無い場合、スパム(迷惑メール)フォルダ等にも返事が届いていないかお確かめの上、再度メールにてお知らせ下さいませ。
よろしくお願い申し上げます。
事務局担当:佐藤
(旧告知)
通常はお申込み毎に行っています、代表・増沢による就活学生のための「個人」就活カウンセリングを、一般公開枠が取れることになりました。
エントリー、企業選び、面接、合同説明会・・・・就活に関して何でも、増沢隆太が直接お応えします。(ES添削も可能ですが、当日カウンセリング時間内での添削となります)
場所:JR新宿駅そばの会議室(お申込みの方に地図送ります)
空き状況:10時〜17時(内で一人50分)
5/2(水)午後 満席受付終了
5/3(木)午前は満席受付終了
5/4(金)
5/5(土)午後は満席受付終了
料金:¥5,000(税込。当日支払い)
(予約が取れれば2コマ連続も可能(料金は90分1万円))
今回特別に2人組ペアでの相談もお受けします。ただし当社でペア組みはできませんので、お知り合いの方2人でお申込み下さい。
申込み方法
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よろしくお願い申し上げます。
事務局担当:佐藤
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]]>過去の記事ですが、当社の個人支援サービスに、早期選考でES落ちなど、申込みが増えています。就活本格化を前に、今一度就活準備を見直してみて下さい。
会社説明会、合同説明会も開けない今年の就活ですが、一方で選考は進んでいます。
このところ個人相談でも非常に増えているのは「ES/面接に連敗する」「全然通らない」というものです。
それも旧帝クラス、早慶上理クラスの大学生、大学院生なのに、です。
こうした「高偏差値大学生・院生なのに厳しい」という人と15年付き合ってきました。
実は今年だけでなく、毎年たくさんいるのでした。
全員ではないですが割と共通する点を感じます。それは情報の取り扱いを間違えていることです。
具合悪くて医者にかかる時どこが悪いかを説明しますよね?もしその時説明が不足していれば、治りも遅いし、下手すれば悪いところに医者もたどり着けません。
説明不足=情報開示ができない人 が非常に多いといえます。
「今、どんなところに応募してますか?」と聞いても、「メーカーです」では全く情報に意味がありません。これでは就活状況はビタ一文わからないからです。医者で「具合悪くて不調です」としか言えないのと同じで、説明ができないのです。
中には説明が本当に下手で、自分からうまく言えない人はいますが、私は産業カウンセラー資格を持ち、何百何千人ものメンタルカウンセリングもやっていますから、そうした不得手な人の対応はいくらでもできます。問題なのはそういった人ではなく、普通に話せるにもかかわらず、キャリア相談の場面で無駄に情報を隠したり、開示できない人のことです。
「メーカーに応募中」しか言われなければ何のも検証できませんが、「化学メーカーで研究職志望。三井化学、富士フイルム、東レはES落ち。信越、電化は1次面接通過。OOOとロロロはES結果待ち中」と説明してもらえれば、いろいろ作戦も練ることができるでしょう。
つまりキャリア相談で漏れ出てしまう説明能力は、就活で最も重要なビジネスセンスなのです。そしてそのセンスを伝えるのがESであり面接です。
苦戦するたくさんのESでは、なかなか戦略的就活の最重要点である「Why&How」という視点で書かれていません。
結局自分の書きたいこと、いわゆるネタを並べただけで、読む人(企業)から見れば、それがどれだけすごいのか、評価すべきなのかが全く書かれていないことになります。
本書p.133 エントリーシート対策のカギ「Why&How」は特にES対策で重要です。
繰り返しますが、自分だけがわかっていても相手に通じないエピソードやネタで評価されることはありません。
〇〇をやりました
〇〇委員を務めました
〇〇というバイトをしました・・・・
こうしたネタ(What)のられつは、部外者には全く評価する基準がわからないのです。それがどれだけたいへんなのか説明することこそ応募学生に求められているコミュニケーション能力です。
それが「Why&How」であって、p.133を理解せずにどれだけESを書きまくったところで、おそらくピントは合わない内容になってしまう恐れがあるでしょう。
もう一点。
「たいへんでした」「難しい」「がんばりました」
は、スピリットの問題。たいへんだったのだろうとは思いますが、実験同様に:
元(現状)
↓
実験
↓
結果(変化)
このHow情報なしに、いくら「すごい」と自分で言っても、それが伝わることはありません。
ここになぜ上手く行ったのか(逆に上手く行かなかったのか)というWhy情報があれば、説得力が全く変わってきます。
しつこくてすみませんが、本書を理解せずに言葉じりだけまねても、仮にESが通っても面接でバレます。
「通るES」のためにもっとも重要なWhy&Howについて、今一度p.133は読み返して下さい。
今日の参照ページ
p.133 エントリーシート対策のカギ「Why&How」
JUGEMテーマ:就職活動
]]>松本人志氏騒動を拡大した「Xから発信」の危うさ 無法地帯化したXでは伝播力がデメリットにも
増沢 隆太 : 東北大学特任教授/危機管理コミュニケーション専門家 2024/01/24
https://toyokeizai.net/articles/-/729628
芸能界だけでなく社会全体に衝撃を与えた、松本人志氏に関する週刊文春報道。法廷闘争まで進んだ騒動のインパクトは巨大で、単なる芸能スキャンダルではなく報道のあり方も含めた大きな論争を呼んでいます。この件において、問題を複雑化させた要因に、松本氏の「X」(旧ツイッター)発言があると考えます。ツイッターがXとなったことで、コミュニケーションリスクがさらに拡大したと考えています。
Xから発信した危うさ
]]>1/13 電通大生協Withnavi 選考対策セミナーに参加した皆さん、たくさんの質問ありがとう!
セミナー中は時間が無く回答できなかったので、こちらでお答えします!(質問内容や表現は微妙に変えています)
回答の最後にある参照ページは詳しく説明するためのものです。教科書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」参照ページ(p.〇〇)付近を読んでいただいて、理解を深めて下さい。
アマゾン欠品気味です。電子書籍はこちら↓にあります。
https://www.molcom.jp/products/detail/118745/
または出版社;
ジュンク堂・丸善https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b294782.html
に聞く手もあります。さらにメルカリにも出品があるそうです。
ではいってみよう!
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Q:学部3年でこのミーティングに参加してるんですけど、就活は院進する場合いつから始めるのが良いですか?
A:就活は「相手」、採用する企業があって初めて成立します。受験勉強と決定的に違うのは、このように相手次第で準備も手続きも回答も変わるという不確定さにあります。
M進学であれば、本州活はM1秋以後だろうと思いますが、進学するにしても今就活をしてみる手もあります。少なくとも全くの初見でESを書くのと、一度本番で慣れておくのでは全く違います。
私が大学や会社で就活学生のES添削を何万件もやってきましたが、初めて書いたESをそのままOKした例は一度たりともありません。これはクオリティの問題ではなく設定理解や価値判断が学生と企業は全く違うからです。
ネットにあるそれらしい模範解答的ESはほぼ、人気企業では通用しません。それで採用された人はたまたまいることでしょうが、結果OKではなく、なぜ評価されるのか、何を求められているのかという就活本質を理解することが、何より大切だと思います。
そうした訓練として、本番以上のものはないのです。就活をしたからと言って就職する義務などありません。内定受諾書という契約書類にサインしない限り、日本では法的に何の義務もないからです。学部の勉強や院進に支障が無い範囲で、今、このタイミングで就活してみるのは一つの選択肢だと考えます。
(本書参照ページ p.67 学部・修士・博士ごとのキャリア選択留意点)
Q:ご講演ありがとうございました。自己PRがコンピテンシーの評価に利用されるためには、実績そのものより、そこに辿り着くまでにどう思考し行動したか、ということに焦点を当てるべきという理解で良いですか?
A:正にその通りです!
ESや面接を「自己申告」の成果自慢と勘違いしている人がほとんどなので、そんなレベルのES/面接と明確に差別化できるのはコンピテンシーES/面接です。
実は採用手法も日々進化しており、いまだにレベルの低いES/面接では「何をやったか」「どんな成果か」を効いている会社は正直あります。その面接を見れば会社のレベルがわかるくらいに、旧式で非科学的な面接をやっている会社は、そういうビジネススタイルであり、正に学生の皆さんが一番関心のある「社風」がそういう前近代的なものだと想像します。
ですから講演した通り、ES/面接で問われているのは何をやったかの「What」ではなく、なぜ、どうやってその結果に至ったかの「Why&How」なのです。最初は慣れないとどう書いてよいかわからないかも知れませんが、必ずビジネスの専門家であるキャリアセンター相談員の先生などプロに見てもらば、どんどん精度が上がり、ES通過率が待ってく違ってくるでしょう。
(本書参照ページ: p.133 ES対策のカギはWhy&How)
Q:逆質問についての質問です.面接に来ている段階で会社のことは十分に調べがついていることが前提であると思うのですが,どういった意図で逆質問は行われるのでしょうか?また,例年の就活生は何を聞くことが多いのでしょうか?
A:面接官を長年務めるだけでなく、面接官指導を長年やってきました。面接官の意図は、一見関係なさそうに見えてもすべて、「選考」のためと考えて良いでしょう。
逆質問の最大の効果は「ビジネスセンスがわかる」ことです。会社のホームページを見ればわかるようなことや、個人のメリット(待遇・福利厚生・配属など)だけしか聞かない行為は、すなわち自分のことしか考えていない行動特性を、面接のような公的な場でも堂々とやるという行動特性ではないでしょうか。
講演でも述べましたが、人間、本音と欲望があるのは当たり前です。しかしそれを露骨に他人にぶつけますか?という疑問への答が、そうした自分都合質問を通じて感じることができます。もちろん「質問はありません」という、最低最悪の無回答よりははるかにマシですが、そんな低レベルな逆質問を「電通大生」がしたとすれば、逆にハードルが上がった分、面接官のがっかり度も高いのではないでしょうか。(そこまでの期待のない学生に対してなら「しょーがないね」と思ってもらえるのでは)
また「私のキャリアパスはどうなりますか?」「男性も子育てしながらはたらけますか?」「どこまで自分の希望(研究テーマ、業務内容、配属先・・・)は通りますか?」のような質問も同じです。
会社は学費を払って火曜大学の逆で、給料をもらう立場である社員になる場所。成果が出ればどんな希望もかなう可能性がある一方、成果が出せない社員の希望など聞く必要がありません。成果は絶対にその会社で実際に働かない限りわかりません。
同業界からの経験者転職ですら、会社という場所や環境が違えば同じ成果など出るはずがないのです。
このような「働かなければわからない」ことの「答を教えて」という質問は、自分で考えるセンスや能力を疑われる可能性が高いと警戒します。
そこで逆質問では「答」や「情報」をもらうより、社会人の先輩と会話できる貴重な機会と捉えて、社会人としての意見や感想を聞くのが便利だと思うのです。
その会社や業務について自分なりの理解をまとめ、「・・・という理解をしているけど先輩としてどう思うか?何かアドバイスもらえますか?」はどうでしょう。
面接官は必ずしも志望する職務の専門家とは限りません。人事に至っては現場業務とは異なる専門家の可能性の方が高いかも知れません。営業の人に技術のこと、生産の人にマーケティングを聞いても、「答」は得にくいでしょう。
しかし社会人の先輩としての感想なら、誰でもどんなことにも何らかのコメントができませんか?そしてそのコメントこそ、長年会社でやってきた価値観や行動様式が読み取れる(可能性)があるのではないかと思うのです。
これがベスト回答(質問)だということではありませんが、非常に便利な逆質問の活用方法ではないかと思って、お薦めしています。
日経スタイル
コミュニケーションの原則〜「しゃべり上手」でなくていいワケ ~リケ就のコミュ力講座 増沢隆太
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO39180080Q8A221C1000000/
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]]>正月も過ぎましたが、就活している皆さんにとっては年末年始どころではなかったかも知れません。悠々満喫したという人も、締切間近のインターン応募準備で大忙しという人も、何もせずだらだら過ごしてしまったという人も、皆平等に「締切」は来ます。
私の講座では「締切」の重要性をいつも言っていますし、私の授業は締切を採点基準の一つにすらしており、締切を守らないだけで大減点すると宣言しています。(そもそもシステム上、締切過ぎたら課題提出できない設定になってるし・・・)
ということで、インターンや本エントリーの締切。絶対に忘れないで準備してくださいね。
年末年始は日頃時間が取れにくい、私の会社宛に個人相談・個人支援を申し込んでる皆さん相手のオンライン対応ばかりやってました。まとまって時間が取れるので、遠く、対面でお会いすることがまずできない地域からも申込をいただいて、そんな方とまとめて3時間ずっと話し合い、志望企業選びを一緒にやったり、合わせて志望動機まで一気に練り上げるという短期集中型は、むしろ効率良かったかも知れません。
平常運転に戻った今も個人支援はお受けしていますが、どうしても平日は大学や私の会社の業務のため時間融通が利きにくくご不便おかけしています。あきらめずになるべく幅広に第3希望どころか第5希望まで寄せて申し込んでくれる人もいますので、ぜひ引き続きうまく活用して下さい。
増沢隆太
※事務局からお知らせ※
代表・増沢隆太の個人支援、個人面談を受けたい方は、メールにてお申し込み、随時承っています。
http://rikei.rm-london.com/?eid=189
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]]>11/12 関西北陸就活フェスタでは「タイパ最強!忙しい理系学生向け就活3つのポイント」と題して講演しました。セミナーに参加して、その場で質問をくれた皆さんのために、いただいた質問にお答えします!
回答の最後にある参照ページは詳しく説明するためのものです。教科書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」参照ページ(p.〇〇)付近を読んでいただいて、理解を深めて下さい。
アマゾン欠品気味です。電子書籍はこちら↓にあります。
https://www.molcom.jp/products/detail/118745/
または出版社;
ジュンク堂・丸善https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b294782.html
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ではいってみよう!
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Q:私のの学科ではそこまで数学を使わないような気がするのですが、そういう学科でも数学的思考力はアピールできるようにしたらいいのですか?
A:「数学的センス」とは数学の成績という意味ではなく、ものごとを数値的に理解できたり表現できる感覚を指します。何ができればセンスがある、と明確な基準はありません。実験データの目標設定や、結果計測、プログラム、分析過程・・・そうした日々の勉強や研究の場面で、数値的に理解し、表現(報告や発表)していれば、数学的センスを動員して実験研究に取り組んでいるというアピールは十分可能だと思います。
逆に最近は文系だけでなく、理系の大学院生まで、形容詞でごまかすようなESを書く人を多く見ます。
「すごくお客さんに感謝されました」
「全身全霊で打ち込み」
「参加者から好評でした」・・・・
全部あなたの感想ですよね、って言われても仕方ありません。理系は数字です。
形容詞の選択でアピールするような非効率な方法は避け、「120%」「1.3倍」「2年間」・・・・など、数字を使って表現しましょう。
(本書参照ページ:p.65 自分の専門と業界・職務の一致と不一致)
Q:自分の強みが思いつかないのですが、
A:就活の柱は「志望動機」と「自己アピール」です。パッと思いつくかどうかではなく、就活を通じて破綻なく説明できるよう、じっくり探しましょう。一度決めても、実践の過程で変えてもかまいません。
「自分に強みは無い」と謙虚さ自体は悪くありませんが、どれだけ考えても強みを見出せなければ社会に出るのは難しくなります。会社はあなたの強みを見て、自社ビジネスにおいて成果を出せそうだと判断するかや雇う(内定)のです。
ポジティブシンキングで、得意なこと、成果が出たこと、成長したこと、人から褒められることなど、しっかり検証しましょう。
その上で、一発勝負の大成功談ではなく、今現在につながる成功に至る道筋がある程度わかったことや、得意な能力の生かす道などを、強みとして、さらに志望先企業のビジネスモデルと合致するような説明が考えられればきわめて戦略的な「強味分析」となるでしょう。
(本書参照ページ:p.76 自称「四流大学」学部出身の修士学生が逆転)
Q:志望動機を説得できるバイトやサークルの経験がありません。どうすればいいですか?
A:志望動機はテストではありません。正しい志望動機などないのです。どこまで強く志望しているかを説得する場だと思って下さい。
バイトやサークルの成果はあくまで学生のアルバイトでの成果。これから応募するのはプロの世界。課外活動でどんな成果を出せたからと言って、それが証拠になる訳ではないのです。
理系学生の武器である、勉強や研究ではどうでしょう。ある課題を解決したり、謎を検証。物性を測定したり・・・日々の活動は、自分だけでなく所属する大学のブランドもサポートします。
これは偏差値序列の意味ではなく、大学が何より重視する研究力が後押ししてくれるのです。
もちろんただ単に研究室やゼミに所属しているかどうかで判断しているのではありませんから、実験に没頭するほどの勉強ぶりや、苦心して設定する研究環境の整備、研究対象の検体、観察環境実現・・・さまざまな活動は、「目標を立てて成果に至る」プロセスになります。さらに大学の研究力という担保が加わることで、文系学生はもちろん大学生ではなくともできるバイトやサークルなどのネタより説得力は上がるでしょう。
(本書参照ページ:p.49 研究という武器)
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]]>Yahoo!ニュース
「美大に進学すると就職できない」過去から一転、“美大人気”が急上昇 企業が欲しがるワケとは
https://news.yahoo.co.jp/articles/49595c1048dbf9135e569f1e849466dc7e565baf
増沢隆太※ コメント
美大生のキャリア教育を何年も担当してきました。美大=デザインという枠を外し、スタンフォードのデザイン思考に代表される、広い意味でのクリエイティビティや発想力、表現力は一般企業でも十分活用できるはずです。
美大生側も、狭いアート関連の進路だけにこだわらず、一般企業の一般職含め得て幅広い視野と理解が進めば、確実に進路はあります。イラレやフォトショップも駆使して表現できる美大生は、オフィスワークでもコンピテンシーを持っています。 残念ながら一般社会と美大をつなぐ接点がまだまだ脆弱で、このような美大生の優位点の認知はまだ企業側に広くは伝わっていません。
美大生の優位性は表現力や発想力にとどまらず、確実に手を動かせる行動力もあります。実技のない美大などありません。適さない業界業務を探す方が難しいほど、高い適性を感じます。
※ 秋田公立美大にて、2016年から19年、1年生から3年生までのキャリアデザイン科目を担当。
美大生キャリアデザインの意義、社会が求める人材、美大生の様々な働き方など多数の講義と、個人キャリア面談を実施。
JUGEMテーマ:就職活動
]]>冒頭で私が行った講座に質問をいただきましたので回答します。特に今回私が強調した、ES/面接での表現について、よくぞ聞いてくれました。「通るES」「受かる面接」実現のため、ぜひがんばって下さい。
尚、電通大では1/13(土)13時から「就活で必要な「プレゼン力」〜理系の自己PR〜」という講座をやりますので、ぜひまた参加して下さい。
回答の最後にある参照ページは詳しく説明するためのものです。教科書「理系のためのキャリアデザイン 戦略的就活術」参照ページ(p.〇〇)付近を読んでいただいて、理解を深めて下さい。
アマゾン欠品気味です。電子書籍はこちら↓にあります。
https://www.molcom.jp/products/detail/118745/
または出版社;
ジュンク堂・丸善https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b294782.html
に聞く手もあります。さらにメルカリにも出品があるそうです。
ではいってみよう!
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Q:ガクチカネタが高校時代の文化祭実行委員でも良いですか?
A:ガクチカに限らずESで取り扱うネタについては「長い」か「近い」かを考慮すべきでしょう。
長いとは、「小学生から高校生まで12年」とかのレベル。近いは当然「今」のこと。高校文化祭とは恐らく高2ではありませんか?
学部生のネタとしてギリギリ限界でOKとは思いますが、それを読んだ応募先企業の人は「電通大に入って3年、何も無いの?」と思わないでしょうか。
やはり高校時代の話よりは、せっかく電通大生であるなら「電通大ブランド」を使わないのでもったいなさ過ぎるでしょう。
講座で「企業の視点」を力説したと思います。それがこれです。自分が言いたいことを書いたり、言うのがES/面接対策では無く、企業の人が何を評価するか、企業目線でネタも選びましょう。
〇〇大会優勝とか、バイトですさまじい実績・・・・みたいなことを書くのがガクチカではありません。電通大生なら、普通の学生生活、できれば研究や実験、実習など勉強関係で工夫したり、失敗したり、苦労したことを書くだけで、かなりの関心や興味を持ってもらえるはずです、もちろんあなたに対してです。ネタに関してではありません。
(本書参照ページ: p.49 研究という武器)
Q:形容詞的なESになってしまうのは文字数制限があるからだと思い
A:文字数を意識した表現はとても重要です。一方で、ES/面接も面接も聞きたいのは「答」ではないのです。「成功した」「優勝した」「評価された」という情報を伝えることが目的ではありません。
ではどうやって伝えるのでしょう?
「昨対120%の成果」「全学500名中〇〇」「2年半」「1日2時間を2年間」・・・・
読んだ人が「成功した」「優勝した」「評価された」と感じる情報を提示することが目的です。形容詞に頼らず、数字で表現することは理系センスであり、ビジネスにおいて絶対的評価につながります。
どれだけ「一生懸命」「全身全霊」「たくさんの評価」「喜ばれた」「感謝された」と書いたところで、それってあなたの感想ですよねとなってしまいます。数字で表現し、評価者(選考者)がそう思えるための材料提供、そのための数字なのです。
もちろん200字以下など、極端に短い文字数指定などあれば表現も極端に制限されます。しかし300字以上、400字あればそれなりの表現は可能なので、形容詞に頼らず表現することは出来るはず。これは添削指導を受ければよくわかることなので、ぜひキャリアセンターなどプロから表現を学んで下さい。
見てもらうのは学生では絶対にだめで、必ず採用の意思決定に関わったようなプロから添削を受けて下さい。
(日本経済新聞掲載 理系学生、迷ったら数字・データで判断を 6月1日の迎え方(就活リポート2019)
http://rikei.rm-london.com/?eid=412#comments
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